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モーツァルト「戴冠式ミサ」&ヘンデル「デッティンゲン・テ・デウム」(シュテファン大聖堂にて

イベント情報



W.A.モーツァルトの「戴冠式ミサ」とヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」は、ウィーンのシュテファン大聖堂での初演から280年経った今、聴くべき作品です。



「戴冠式ミサ」は、1779年4月4日にザルツブルク大聖堂で行われた復活祭の礼拝のために作曲された可能性が高く、モーツァルト自身も1779年3月23日の日付を入れている。この推測は、大編成であることや、当時のザルツブルクの慣習であるヴィオラが欠落していることからも裏付けられる。1873年に初演されたモーツァルトのミサ曲ハ長調が、なぜ「戴冠式ミサ」と呼ばれるようになったのかは、現在でも議論がある。

ヘンデルは、1743年6月27日のデッティンゲンの戦いで国王ジョージ2世とステア卿の指揮するオーストリア・イギリス軍がフランス軍に勝利したことを記念して、感謝の礼拝のためにデッティンゲンテデウムを作曲した。国王の帰還後、国民への感謝の日が予定されており、当時「王室礼拝堂の音楽作曲家」だったヘンデルは、この日のためにテ・デウムの作曲を依頼された。1743年7月17日から29日にかけて作曲され、11月27日にロンドンのセント・ジェームズ宮殿王室礼拝堂でジョージ2世の出席のもと初演された。

ウィーン少年合唱団の会長兼芸術監督であるジェラルド・ウィルトの指揮のもと、この合唱祭期間中に数回のワークショップで世界各国の合唱団員が集中的に名作に取り組んでいく予定である。そして、シュテファン大寺院での著名なソリストとウィーン大聖堂管弦楽団との共演で、最高のフィナーレを迎えます。

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