オーケストラ・ガイドミラノ・カリプロ財団オーディトリアム

イベント情報

ミラノの息をのむようなカリプロ財団オーディトリアムで、クラシック音楽への理解を深める究極のコンサートをお楽しみください。

クレッシェンド・イン・ムジカ・レビューのシーズンイベント第2弾は、ファビオ・チェルスティッチ演出による、1946年にベンジャミン・ブリテンが作曲した、実に不思議な作品を取り上げる見逃せない公演です。オーケストラの楽器を若い聴衆に紹介し、その音色を認識させるために書かれた教訓的な曲である。この曲は、正確には『A Young Person's Guide to the Orchestra（オーケストラへの若者の手引き）』と題された大編成の管弦楽曲で、各楽器が属する楽族を紹介し、その音色や表現上の特徴を簡潔に説明する文章が音楽の中に散りばめられている。主旋律は1695年にヘンリー・パーセルが作曲したものから取られ、オーケストラ全体によって解説された後、木管楽器、金管楽器、弦楽器、ハープ、打楽器、そして再びオーケストラ全体によって再現される。この曲は、様々な楽器の音色の可能性、その楽器が属する様々なファミリー、そして最後にはオーケストラ全体が織り成す真のフレスコ画である。