夢遊病の女: リセウ大劇場 in バルセロナ
イベント情報
ベッリーニのオペラ「夢遊病の女」が今シーズン、バルセロナの有名なリセウ大劇場でお楽しみ頂けます。
もしバルセロナの約二世紀に渡るオペラ史において類のない作品として、一つ名を挙げるとしたら、それはベッリーニの「夢遊病の女」しかないでしょう。ベル・カント形式で書かれたこの作品が上演されないオペラシーズンは、考えられにくいほど。フロイトの理論のように、意識の喪失と夢想への盲目的愛を伴った幻惑、ロマンチックな快感を作りだすこの作品の性格は、その時代、宮廷等で流行していたバレエにも見て取れます。主人公アミーナの儚さはバレエ作品「ジゼル」にも共通します。マルコ・アルトゥーロ・マレッリの演出は、このオペラ・セミセリアの概念にパーフェクトに従い、ユーモアとロマンチックな哀感を細やかなバランスで実現しています。
指揮:
ダニエル・オーレン
演出:
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
背景&照明:
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
衣装:
Dagmar Niefind
共同制作
ウィーン国立歌劇場 (ウィーン) / ロイヤル・オペラ・ハウス (ロンドン)
キャスト:
ディアナ・ダムラウ, フアン・ディエゴ・フローレス, ニコラ・ウリヴィエーリ, エレオノーラ・ブラット, ジェンマ・コマ・アラベルト, アーレックス・サンマルティ 及び ホルディ・カサヌエバ.
(2014年1月27&30日;2月2, 5, 8, 11, 14、17日)
パトリツィア・チョーフィ, セルソ・アルベロ, ミケル・ペルトゥージ, サビーナ・プエルトラス その他
(2014年1月28日;2月1, 4, 9日)
リセウ大劇場交響楽団&合唱団
リセウ大劇場のお席の中には一部、舞台が見えないカテゴリーがございます。舞台がよく見えるカテゴリーとしてZone2がリセウ大劇場側からのお勧めとなっております。Zone 8のrow 2のお席からは舞台でのパフォーマンスがご覧いただけません。オペラ上演の場合、こちらのお席のお客様用にモニターを設置、舞台上のパフォーマンスをモニターにてご覧頂くこととなります。