アリア・タンゴ・ボレロ:ミラノ・バレエ
イベント情報
ミハ・ファン・ホーケの80歳の誕生日を記念して、松瀬美紀がミラノ・バレエとヴェルシリアーナ音楽祭のために『タンゴのアリア』(2013)を再演。タンゴとジプシー文化にルーツを持つ映画『イル・ポスティーノ』のサウンドトラックでオスカーを受賞したルイス・バカロフの曲に合わせて作られたこの作品は、ヴァン・ホーケが教訓的な意図なしに、時代を超えた超現実的な雰囲気の中で、心の状態、恐怖、恐れ、情熱を語る「振付詩」である。
第2幕では、モーリス・ラヴェルの有名な『ボレロ』がミラノ・バレエ団の独占バージョンで上演される。単なる誘惑のゲームではなく、永遠の誕生の物語であり、似たような存在に惹かれる必然の物語であり、出会いの増殖の物語である。しなやかな身体は命を吹き込まれ、音楽のクレッシェンドを引きずりながら、驚きのフィナーレへとダンスを紡いでいく。音楽とともに成長し、センセーショナルなフィナーレで最高潮に達するダイナミックな振付。
キャスト/プロダクション
"Aria Tango"
振付:ミハ・ファン・ホーケ
再演:松瀬美紀
音楽:ルイス・バカロフ
共同制作 Balletto di Milano / Versiliana Festival
dedicated to MICHA VAN HOECKE
"Bolero"
振付:アドリアーナ・モルテッリーティ
音楽:モーリス・ラヴェル