1849年マドレーヌ寺院でのショパン葬儀記念コンサート
イベント情報
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとフレデリック・ショパンという2人の著名な作曲家によるクラシック音楽の魅惑的なメロディーを、パリのマドレーヌ寺院で開催される待望のコンサートで体験しよう。
1849年10月30日、ショパンの葬儀を記念してマドレーヌ教会で行われた歴史的なトリビュート・コンサートを追体験しよう。
ショパンとその仲間たちによる決定で、マドレーヌ教会の塀の中での葬儀で演奏されることになったモーツァルトのレクイエム。
1849年10月30日11時、厳かな黒い衣装に身を包んだ3000人もの人々が大教会を埋め尽くした。
棺が地下聖堂から出てくると、オーケストラが、才能あるナポレオン・ルベールによって綿密に編曲されたショパンの悲哀に満ちた「舟歌の行進曲」を響かせた。
続けて、ルイ・ルフェビュール=ウェリのホ短調とロ短調のメランコリックな前奏曲が、オルガニストの熟練した手から優しく流れ出した。
ナルシス・ジラールの指揮、ポーリーヌ・ヴィアルド、ルイジ・ラブラッシュのソリストを従えたコンセルヴァトワール・コンサート協会のオーケストラと合唱団は、モーツァルトの不朽のレクイエムを力強く演奏し、式典を締めくくった。 

