ヴィヴァルディの『四季』とクラクフのカルメル会聖遺物庫

イベント情報

毎週土曜日の夜、クラクフのカルメル会修道院の回廊が扉を開き、音楽と歴史との驚くべき出会いの場となります。

夕べは、普段は一般公開されていない修道院の宝物庫への特別ガイドツアーから始まります。中世の写本、14世紀の書籍、修道院の壁の中で何世紀にもわたって保存されてきた古代のグレゴリオ聖歌など、貴重な修道院コレクションを鑑賞する稀有な機会です。ガイドが、このユニークな宝物庫の豊かな遺産と秘められた物語を案内します。

ツアーの後には、音楽の旅が待っています。修道院のろうそく明かりに照らされた回廊で、歴史的な衣装をまとった音楽家たちによるアントニオ・ヴィヴァルディの不朽の名作『四季』が演奏されます。数百本のろうそくの灯りが醸し出す親密な雰囲気が、ヨーロッパ・バロックの輝きを呼び起こす忘れられない体験を創り出します。