グリンカ/プレトニョフ
イベント情報
このコンサートでは、指揮者・作曲家のミハイル・プレトネヴルと、いつも素晴らしい名トランペット奏者のセルゲイ・ナカリャコフが主役となる。プログラムの冒頭を飾るのは、ミハイル・グリンカのワルツ・ファンタジー。この曲は、ナカリャコフの卓越した才能を念頭に置いて作曲されたもので、ロシアの民謡、シュトラウス一家の舞踏音楽、ウェーバーの『舞踏への誘い』からインスピレーションを得ている。実際、ミハイル・プレトネフは、ハンガリーで初演されるトランペット協奏曲を、トランペット界のパガニーニともカルーソーとも評される同郷のナカリャコフのために作曲した。プレトネフは、ピアニスト、指揮者としてだけでなく、作曲家としても長年活躍している。ブダペストの聴衆は、この著名なロシア人音楽家が作曲したもうひとつの注目作、ハンガリー・デビューとなる《14の管弦楽のイメージ》に出会うことも楽しみにしている。