ムソルグスキーの「展覧会の絵」とラヴェルの「ツィガーヌ
イベント情報
バルセロナ交響楽団は、名ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンとともにラヴェル生誕150周年を祝う。ラヴェルのヴァイオリンと管弦楽のための勇壮で魅惑的な「ツィガーヌ」に加え、ムソルグスキーのピアノ連弾曲「展覧会の絵」の見事なオーケストレーションも聴くことができる。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」
ムソルグスキーの傑作は、ラヴェルの色彩豊かなオーケストレーションのおかげでよく知られるようになったが、ロシアの作曲家はもともとピアノのためにこの曲を書いた。友人である建築家で視覚芸術家のヴィクトル・ハルトマンへのオマージュだった。
Renaud Capuçon plays Ravel's Tzigane
ルノー・カプソンが優れたヴァイオリニストであるだけでなく、指揮者としても成功していることは、2年前の夏、ヘット・コンセルトヘボウに指揮のソリストとして客演した際に、この多才なフランス人音楽家が証明している。彼が国民的スターとして大切にされていることは、たとえば、パリのノートルダム寺院の修復工事のオープニング・セレモニーで、弟のチェリスト、ゴーティエ・カプソンと共演した印象的なライブ演奏が証明している。そして今、彼とバルセロナ交響楽団は、この愛すべきフランス人作曲家の生誕150周年を記念して、ラヴェルの圧倒的な「ツィガーヌ」を演奏する。