Rufus Wainwright

歌手

グラミー賞にノミネートされたルーファス・ウェインライトは、エルトン・ジョンから「地球上で最も偉大なソングライター」と呼ばれ、「ニューヨーク・タイムズ」紙からは「真のオリジナリティ」と賞賛され、同世代の男性ボーカリストおよびソングライターとして、その地位を確立している。1999年と2002年には、ジュノー賞のベストオルタナティブアルバム賞を受賞している。2008年にはアルバム「リリース・ザ・スターズ」でソングライター・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。

ウェインライトのカタログには、現在までに8枚のアルバムと2枚のDVDがある。数々のサウンドトラックやコンピレーションに参加し、エルトン・ジョン、デヴィッド・バーン、ロザンヌ・キャッシュやキーン、スティング、シャーリー・バッシーといったアーティストとのコラボレーションも行っている。2012年にはポップ・アルバム『アウト・オブ・ザ・ゲーム』を発表。

この折衷的なアーティストは、しばしばクラシック音楽からインスピレーションを受けている。2009年4月にベルリン・アンサンブルで初演された、著名な演出家ロバート・ウィルソンとのシェイクスピアの「ソネット」の舞台化では、音楽と11曲のオリジナル曲を作曲している。
2009年7月にマンチェスター国際音楽祭で初演され、サドラーズウェルズでロンドン、ルミナトフェスティバルで北米デビューを果たした。同作品は、2011年のドラ賞（Outstanding New Musical/Opera）を受賞し、2012年2月にブルックリン音楽院で米国デビューを果たした。