アントニオ パッパーノ
指揮者
現在、コヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノは、史上最年少でこの地位に招かれた指揮者である。これまで、ブリュッセルの王立モネ劇場とノルウェー・オペラの音楽監督、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務めている。
イタリア人の両親を持ちロンドンで生まれたパッパーノは、13歳から米国で暮らし、ピアニストとアシスタント・コンダクターとして急速に世界の劇場で活躍するようになった。特にバイロイト音楽祭では、ダニエル・バレンボイムのアシスタントを務め、バイロイト音楽祭で上演されたいくつかの作品を担当した。
ロイヤル・オペラ・ハウスでの活動と並行して、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院の音楽監督を務めている。